鯉の種類
鯉の種類の紹介

紅白(こうはく)

白地に赤い模様が入っていて、赤以外の色は一切持っていません。赤の鮮明さや模様の入り方で価値が大きく変わってくるので、シンプルですが良い模様に育てるのが難しい種類です。また、赤斑の模様で「小模様」「大模様」「2段紅白」「3段紅白」「稲妻紅白」等、18種類以上に分けられます。
錦鯉の品種の中では最も代表的であり、この紅白を基礎にして色々な品種が誕生しました。

大正三色(たいしょう さんしょく)

白地に赤と黒が斑紋状(まだら模様)に入っています。頭部は赤のみで、胸ビレに黒の模様がわずかに入っているものが基本です。赤と黒の対比がとても重要で、色が重ならず左右対称であること、黒は形が丸く数が少ない方がより上品とされています。
紅白と並んで錦鯉の代表的な品種で、大正のはじめに創り出されたことから大正三色と名付けられました。一般的に「大正」「サンケ」「三色」などと呼ばれています。

★昭和三色(しょうわさんしょく)

黒地に赤と白の模様が入り、胸ビレの付け根に黒い模様が入ったものを基本とし、白斑の入り方で価値が決まります。紅白、大正三色と並び代表的な品種で、昭和時代になって創り出されました。孵化直後は全身が黒く、徐々に白と赤の模様が現れてきます。

★写りもの(うつりもの)

黒地に赤・黄色・白のうちの一色が入っており、昭和三色と同じように胸ヒレの根に黒斑があります。写りものには、白い模様の「白写り」赤い模様の「緋写り」黄色い模様の「黄写り」があり、いずれも連続した形状の写り墨の模様があります。
赤黄白のこれらは本来全く別な品種ですが、墨に共通性があるため「写りもの」としてまとめられています。

五色(ごしき)

浅黄と大正三色の交配によって創られました。そのため、「大正三色」の白・赤・黒、「浅黄」 の青・濃紺の五つの色に名前の由来がありましたが、最近では白地に浅黄色を有し、緋盤を持つ鯉のことを五色というようになりました。近年は紅白との交配で、明るい近代五色が多くなっています。

衣(ころも)

紅白からの改良品種です。鱗の染め方から衣といい、緋盤の鱗の先端が黒いものを「黒衣」藍に染まったものを「藍衣」といいます。現在では藍衣が主流となっています。紅白の緋の部分に藍(黒)が重なり衣斑になっており、緋の部分全体が衣斑になっている方が価値 があります。
光無地光模様

全身に模様が入らず、金属光沢を持つ鯉を総称して「光無地光模様」といいます。地体の色によって黄を「山吹黄金」白を「プラチナ黄金」赤を「オレンジ黄金」、鱗に覆鱗のあるものを「銀松葉黄金」「赤松葉黄金」「黄松葉黄金」といいます。

光写りもの(ひかりうつりもの)

写り墨をもつ品種に、光り無地を交配したものです。昭和三色の全身が光ったものは「金昭和」、白写りの光ったものは「銀白写り」黄写りや緋写りの光りものを「黄金写り」といい、総称して「光り写りもの」といいます。

浅黄(あさぎ)

錦鯉の原種の一つに挙げられている品種です。背全体が群青または水色で、鱗の一枚一枚に白くぼけた輪郭が網目模様に入るのが特徴です。体部の青系の色の濃度から「紺青浅黄」「鳴海浅黄」に別けられます。頭部にシミが無く、緋色が腹部・胸ビレの付け根・両鰓ブタの周囲にかけて入るのが良いとされています。

秋翠(しゅうすい)

浅黄とドイツ鯉の交配にて創られました。背鰭は紺色で、そのまわりの素地はきれいに冴えた水色です。体のブルーと大きな鱗の並びを鑑賞するもので、背部、体側部の鱗が一列で、乱れや大小の不揃いが無いものがいいとされます。

べっ甲(べっこう)

大正三色系の鯉で、白、赤、黄の素地に黒の模様が入ったものです。地体の色で「白べっ甲」「赤べっ甲」「黄べっ甲」の三種類があります。

変わりもの(かわりもの)

分類に入らないその他の鯉を総称して「変わりもの」と呼びます。この中には「鳥鯉」「茶鯉」「緑鯉」「落ち葉しぐれ」「松葉」「輝黒龍」など珍しい種類も入ります。

金銀鱗1種(きんぎんりんいっしゅ)

鱗が金・銀に光るもので、通称「銀鱗」といいます。「銀鱗紅白」「銀鱗三色」「銀鱗昭和」等、和鯉の品種だけ種類があり、総称して「金銀鱗」といいます。
「紅白」「大正三色」「昭和三色」「写りもの」に銀鱗がでたものが金銀鱗1種に分けられます。

金銀鱗2種(きんぎんりんにしゅ)

金銀鱗1種以外の錦鯉に銀鱗が乗ったものが金銀鱗2種にわけられます。

丹頂(たんちょう)

全身が真っ白で頭部に丸い緋斑がある紅白の丹頂を基本として、各品種の頭部に丸く赤い緋がある鯉は「丹頂三色」「丹頂昭和」「丹頂五色」など、緋盤を持つ全品種に丹頂があります。


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